大阪・吹田市の司法書士な日々2011年10月20日

こんにちは

今日は、横浜地方法務局川崎支局の案件が完了しました。

認知症の高齢者などの財産を守る後見制度で、後見人らによる財産の着服が判明したケースが昨年度、少なくとも184件あり、被害総額は18億円超に上ることが最高裁による初の調査でわかったそうです。このうち2件は司法書士らによる着服(計約3000万円)。

現在の制度では、後見人らが家裁の許可を得ずに財産を引き出せるため、家裁が不正を未然に防ぐことは難しい。最高裁は、資産を信託銀行に預け、家裁の許可なしには後見人が引き出せない「後見制度支援信託」制度の導入を検討しているとのことですが、まったく賛成でございます。

高齢化社会において、後見制度の安全は、とても重要ですから。

ではまた